主催者挨拶

 熱い想いを胸に抱くランナーたちが一堂に会し、冬の福岡の街を駆け抜ける「福岡国際マラソン」。今年も多くの皆さまの温かいご支援のもと開催できますことを、心より嬉しく思います。

 昨年の本大会では、吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)が日本歴代3位となる2時間5分16秒を記録し、日本マラソン界の新たな可能性を感じさせる力強い走りを見せてくれました。本年9月に開催された東京2025世界陸上競技選手権大会でも、マラソン日本代表は、湿度の高い過酷な条件の中で全力を尽くしてくれました。

 世界の舞台は、来年の愛知・名古屋2026アジア競技大会、そして再来年の北京2027世界陸上競技選手権大会へと続きます。この福岡から、さらなる飛躍を目指すランナーたちが力強く羽ばたいていくことを期待しています。

 マラソンは、「走るひと」「支えるひと」「応援するひと」が一つになって創りあげるスポーツです。沿道のご声援や仲間との励まし合い、そのすべてがランナーの力となり、大会の成功につながることを願っています。

 本大会の開催にあたりご協力を賜りました福岡県、福岡市、木下グループをはじめとするご協賛各社、主管の福岡陸上競技協会、福岡県警察本部、陸上自衛隊、そしてボランティアの皆さまに心より感謝申し上げます。
 すべてのランナーの健闘と、観るひとにとっても心温まる一日となることを祈念し、ご挨拶といたします。

「福岡国際マラソン2025」が盛大に開催できますことを大変嬉しく思います。

 大会の開催に向け、多大なるご尽力を賜りました日本陸上競技連盟、福岡陸上競技協会の皆さまをはじめ、ご後援、ご協賛いただきました皆さまに深く感謝申し上げますとともに、福岡県にお越しの選手、関係者の皆さまを心から歓迎いたします。

 昨年の大会では、吉田祐也選手が力強い走りで見事優勝を果たし、その後、東京2025世界陸上に日本代表として出場しました。吉田選手の最後まで諦めずに走り抜く姿は、多くの人々に勇気と感動を与え、次代を担うランナーたちの大きな希望になったと思います。

 今大会は、愛知・名古屋2026アジア競技大会およびロサンゼルス2028オリンピック競技大会の男子マラソン日本代表選考レースの一つとして開催します。吉田選手に続き、再びこの地から、世界へ挑む新たなヒーローが生まれることを大いに期待しています。

 福岡県では、「スポーツ立県ふくおか」を掲げ、スポーツを通じて地域の活力を高め、県民一人ひとりが本大会の熱気と感動を共有しながら、スポーツの持つ力を実感できる社会の実現を目指しています。

 実行委員会では、これまでの歴史と伝統への敬意を持ちつつ、SDGsの視点を取り入れたサステナブルな大会として末永く開催できるよう、皆さまと一緒に本大会を創り上げていきたいと考えています。

 福岡のまちとともに走り続ける「福岡国際マラソン」へのご声援を、よろしくお願い申し上げます。

 結びに、出場されるランナーの皆さまのご健闘と、関係者の皆さまの今後ますますのご活躍を祈念いたします。

 福岡国際マラソンは、冬の風物詩として回を重ね地域の皆様に愛される大会を目指して準備をしてまいりました。今年も無事に開催できますことを大変嬉しく思っております。これもひとえに地元企業をはじめ、ご後援・ご協賛を賜りました多くの皆様、福岡県警をはじめ沿道の警備・選手をサポートしていただくボランティアの皆さま、大会の準備に携わっていただきました関係各社の皆様のご尽力の賜物です。感謝申し上げます。

 今年の『福岡国際マラソン2025』は、国内外500名の選手を迎えMGCシリーズ2025-2026(男子G1)レースとして開催いたします。更に来年開催の「愛知・名古屋アジア大会」の男子マラソン日本代表選手選考競技会及び、「ロサンゼルス2028オリンピック」日本代表選手選考会として位置付けられ、白熱したレース展開が予想されます。

 昨年の大会では、吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)が力強い走りで、35キロ過ぎに抜け出すとそのまま独走し、日本歴代3位となる2時間5分16秒の大会新記録でゴールし優勝を飾りました。

 選手の皆様には、世界屈指の高速レースとして世界陸連より『陸上世界遺産』に認定されております本大会での力走を期待し、本大会から一人でも多くの「名古屋アジア大会2026」・「ロサンゼルスオリンピック2028」で活躍する選手が誕生することを期待しております。

 最後になりますが、本大会の開催にあたり多大なご協力を賜りました、日本陸上競技連盟・福岡県、及び支援を頂いております福岡市に改めて感謝とお礼を申し上げます。

『福岡国際マラソン2025』は、ランナーや地域の皆様の夢と希望を抱き共に歩んでまいります。